仮想通貨

仮想通貨について詳しく話します。

導入1

仮想通貨はお金です。日本の円、アメリカのドル、ヨーロッパのユーロと〇〇のとつきますがこれが国以外のお金と仮想通貨はなります。すなわち、国はこれに一切関係ないです。ゲームの中でアイテムゲットするために課金してゲーム内トークンを取得する時のゲーム内トークンと同じです。でもすごいのです。ブロックチェーンという技術を使いインターネットに接続して使用されるため、どこからどこにどれだけ移動したとか決済記録がインターネットに残り、後から書き換えたりする事はできません。電子マネーと同じと考えてしまいますが電子マネーフィアットと連動してますが、仮想通貨は価値が常に変動しています。イメージはつきましたか?代表的なモノにビットコインイーサリアムがあります。価値は変動?使えないなて考える人もいますし、安くで買って高くで売ろうて人もいるでしょう。そうやって価値は決まります。世界には銀行口座すら持たない人は半分くらいいます。でもインターネットはほとんどの場所で普及しています。すなわちスマホ一台で全ての人がお金のやり取りができるようになります。スマホにウォレットアプリを入れておきます。銀行口座なくても会社からそこに振り込めます。銀行を世界中に作るのは無理ですがそんなモノなくとも全て解決できるのです。日本では必要ないですが。

導入2

日本や世界は法定通貨を金融緩和で、すり続けました。特にリーマンショック以降に特に盛んになりコロナの時は異次元といえるお金を刷ってきました。これにより物の値段が高騰していました。景気が悪くなれば人はお金がなくなり餓死にしてしまうため政府は国債発行して金を増刷してばら撒きます.これにより法定通貨の価値が下がってしまいます。このMMAアンチテーゼで出てきたのがビットコインでした。

 

ビットコインとは?

2008年10月にサトシナカモトという名を名乗るペンネームである論文が発表されました。国家や公的機関に依存しない分散管理型の暗号資産でした。2009年1月にこのオープンソースが発表されました。非中央集権型でブロックチェーンを使っているのは刷新的でしたがその時は誰にも理解されませんでした。

特徴 非中央集権型でp2pブロックチェーンを使っている。決済手段として使われている。通貨としても採用している国がある。エルサルバドルや南中央アフリカなどである。2024年1月ETFアメリカで承認されて、1000万を超えた。

   発行上限が決まっている。2100万枚であり、POWを採用している。4年に1度半減期がありマイナー報酬が半分になる。2024年4月中頃を予定している。

   仮想通貨では時価総額トップ、ビットコインアルトコインのように分類されることがある。

 

イーサリアムとは?

イーサリアムはビタリックブテリンにより2016年に開発された。ブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行することにより決められたように決められた事を実行する(イーサリアムネットワーク)。この時にかかるガス台がイーサという。イーサリアムネットワークを使い金融、不動産など多岐に使われている。difiやdexやdao、nftなど

特徴 時価総額ビットコインに次いで2位だが全く用途が異なる。ビットコインはデジタルゴールドに対してイーサリアムはスーパーコンピュータと例えられる。スマートコントラクトを実行する時に情報処理が膨大になるとスケーラビリティ問題が発生する。実行するのに時間や手数料が膨大なものになる。これを改善するべく、アップデートを繰り返している。2020年イーサリアム2.0になりPOWからPOSに移行した。

  発行上限は決まっていない。 

 

ソラナとは?

ソラナは2017年にAnatoly Yakovenkoらによって考案されたブロックチェーン・プラットフォームの名称。ソラナは第4世代ブロックチェーンといわれ、イーサリアムと同じようなものだが処理速度が3800倍も早い。それはイーサリアムと同じPOSを使ってるが、それ以外にも独自の技術、POHというコンセンサスアルゴリズムを使っていることによる。

特徴

 ソラナとはsol(ソル)が使われるネットワークである。ソラナは高速処理のためスケーラビリティ問題は存在しない。イーサリアムのようにレーヤー2はいらず、レーヤー1のみで解決している。イーサリアムキラーともいわれている。

導入3 ビットコイン半減期について

上限発行枚数は2100万枚でこの93.5%は発行済みです。半減期はマイナー報酬が半分になります。半減期は約4年に1度です。

過去の半減期とブロック報酬
 2009〜2012 50btc
 2012〜2016 25btc
  2016〜2020 12.5btc
  2020〜2024 6.25btc
  2024〜2028 3.125btc

10分に1度1番早く計算を早くした人にこの報酬が与えられます。そして新しいブロック(分散管理型台帳)に情報が書き込まれます。その報酬が2024年4月15日以降半分の3.125btcとなるわけですからそれだけ市場に出回る数が減るわけですから上昇要因につながります。年間に直すと前回に比べて3.125✖️6✖️24✖️36で164250btc減少します。米etf10行のネットふろーは21営業日で平均2400btcのため今回の受給減はetf換算だと68営業日分となります。これは etf3ヶ月分にあたるためかなり大きいですね。

もう1つ別の観点で考えますね。7年間ウォレットから動かしてないアドレスを発行済みbtc枚数から引き算するという考えかたがあります。7年も動かしてないというのは間違ってゴックスしたか、持ち主が亡くなったのかとかの確率が高いですね。引き算したものを調整済みbtc枚数とします。ここではsbivcのデータを引用します

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だいだいが、発行済みbtc枚数でこれは増加してますが、調整済みbtc枚数は頭打ちしていることがわかります。今回の半減期で発行されるbtc枚数は減るわけですから、調整済みbtc枚数は減るでしょう。つまりは、世の中にあるbtc枚数は減っていくためデフレ傾向となり価格は上昇する確率が非常に高いです。これを裏付ける証拠というのがあります。glassnodeのhodlwaveです。

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(チャート下部より1日未満、1日~1週、1週~1カ月、1カ月~3カ月、3カ月~6カ月、6カ月~1年、1年~2年、2年~3年、3年~5年、5年~7年、7年~10年、10年以上)

チャートの上の長期間移動させていないbtc枚数は増加傾向にあります。

 

追記 

2024 3/8のコインポストの記事によると、ビットコイン総発行数の4%、現物ETF保有 ビットコイン最高値再度更新 となっていますから84万btcも米国のファンドに買われてしまってるわけです。減少の続くグレースケールも含まれているからよくわからないですが。 etf需要の要素を考慮すると今までの半減期と異なるようになるかもしれません。

 

マイナーと半減期について

今回の半減期により苦境に陥るところが出てくるでしょう。これらとビットコイン価格の分析について考えていきます。マイニング報酬が半分になるためコストカットなどを実施していかなければなりません。コインシェアーズによるとマイナーの半減期の分岐点は3.75万ドルです。マイナー収益は、マイニング収益と産出コストとビットコインに分けられます。マイニング収益とは、ブロック報酬と利用者が払う手数料(トランズアクションコスト)に分けられます。産出コストは人件費(電気代とPCとハッシュレート(発掘コスト)などです。後は、ビットコイン価格です。マイニングによって得たビットコインは、PCやASICの調達・電力費用の支払い等を行うために一定量をドルに交換する必要があります。ところでビットコイン価格は前から4倍になってASICの性能が上がっているにもかかわらず、マイナーの産出効率は下がり続けています。何故かといえばハッシュレートが上がり続けているからです。参加する人が増えているからです。2023年5月にビットコインを使ったnft、brcを使ったコインが出現してスケーラビリティ問題で手数料高騰(トランズアクション高騰)、送金遅延などの問題が起こりました。トランズアクションの高騰によりマイナーを取り巻く変数が加わりどうなっていくか注目されます。マイナーが今回の半減期に向けてビットコインを売っていますが1日165btc程度で 価格下落に影響するほどでもありません。

 

仮想通貨とマクロ環境

仮想通貨はマクロ環境による影響が大きいです。今年は景気が高金利のためいつに失業率が上がるのか、pceの結果は?そしていつに利下げが始まるのか?今年は何回利下げするのか、そして時期大統領選もあります。トランプの再選の確率はどんどん上がっておりトランプになれば、SECのゲンスラーもやめて仮想通貨にとって良くなるのではないかと言われてます。まずは、イーサリアムの時期アップグレードデンクン、これが終わると4月にビットコイン半減期があり、5月にはイーサリアムetfの可否が出てきます。